すーちんの独り言

語学が大好きな留学経験者のすーちんが、語学の勉強に役立つ情報や留学に関するあれこれを発信します。

【必見】留学経験者が語学に関係ない仕事に就いた結果

でも後悔はしていない

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私は高校時代は英語が大好きで

英語科のある高校に進学し、

 

大学時代にはドイツへ1年間留学しました。

 

両言語共に日常会話レベルです。

 

留学後に就活を開始しまして、

当時は当然語学を活かせる職業に就くものだと思っていました。

 

しかし、今働いている職場は

語学はほぼほぼ使用しない、

全く別の業界なのです。

 

これは私自身が望んで就職した結果なので

後悔は一切していません。

 

この記事では、

何故私は語学を活かせる職業につかなかったのか、

語学のない生活で感じていることを共有します。

 

語学関係の職業に就きたいと思っている方や、

語学が好きだけど別の業界にも興味がある方に読んでもらえたらうれしいです。

 語学を仕事にしなかった理由

好きなことを仕事にするということは

最高の幸せだと思います。

 

アルバイトをしているときに

まれに外国人のお客さんが来た時なんか、

周りのバイト仲間に頼られたり、

外国人のお客さんと意思疎通をしたりして楽しかった記憶もあります。

 

なのに、なんで語学の道へ進まなかったのか。

その理由を書いていきたいです。

私個人の意見なので、

参考までに。

 

ビジネスレベルの会話ができる自信がなかった

完全に弱気ですね。

 

私の英語、もしくはドイツ語の会話は、

意思疎通こそできるものの

文法的に正しいのか

ネイティブにとって年相応の会話ができているのか、

 

つまりビジネスの場でふさわしいレベルなのか疑問でした。

 

もっともっとビジネス会話を勉強すればいい話ですが、

就活と卒業論文でひーひー言っていた当時の私にとっては難題でした。

 

ドイツ語を活かせる仕事がほぼなかった

英語とドイツ語、どちらが得意かといわれると

当然ドイツ語です。

 

勉強していた期間は英語の半分以下ですが、

留学した1年間がかなり大きく、

会話面では圧倒的にドイツ語の方が自信がありました。

 

しかし、私の地元ではドイツ語を活かせる職業が見つかりませんでした。

 

だったらドイツ語を活かせる職業がある所へ行けばいい、

そう思うのは当然です。

ただ、私は地元を離れたくはなかったのです。

 

英語圏留学経験者には勝てない

ドイツ語を使用する職業がダメなら、

英語を駆使する職業につけばいいですよね。

 

前に述べた通り、

私の会話のレベルがビジネスにふさわしいものなのか

わかりませんでした。

 

それに、英語圏ではないドイツへ留学していた私の英語力は、

英語圏に留学していた人には勝てないと思ってしまったわけです。

 

英語圏留学経験者と肩を並べて

英語を使って仕事できる自信がありませんでした。

 

好きなことを好きなままにしておきたかった

私は語学が好きだといいました。

でも、仕事となると語学を好きなままでいられるのか疑問に思いました。

 

仕事が辛くなると、

同時に語学に触れているときも辛くなってしまうのではないか・・・

 

どちらかというと、

語学は仕事の合間の息抜きのような位置づけにしたかったのです。

 

 

他にやってみたいことがあった

少しネガティブな理由が並んでしまったので、

軌道修正しましょう。

 

実は、就職活動をする中で

やってみたいことができました。

 

私は、人の話を聞くことが好きだったのです。

周りの人には、何でも話しやすいと定評がありました。

 

私はこのちょっとした特技を仕事に生かしてみたいと思ったのです。

 

今働いている職場では

まさにこの特技を生かせています。

 

語学に触れない仕事に就いた結果

語学に関係のない職業に就いた理由を説明していきました。

ネガティブな理由もあれば、

ポジティブな理由もあります。

 

ネガティブな理由に関しては、

すーちんただのチキンじゃんと思ってもらっても構いません。

 

次に、私が今の職場で働き

語学に触れない生活の中で感じたことを紹介します。

 

語学を忘れていくのを実感する

語学ってしばらくやらなくなると

すぐに忘れちゃいますよね。

 

留学から帰ってもう2年以上たつのでドイツ語で会話する感覚を思い出すのには時間がかかります。

英語に関しても、TOEICでいい点数を取った時に比べるとレベルが落ちているはずです。

 

短い期間でも結構忘れちゃうのに

これから先語学に触れなかったらどうなってしまうのかと考えてしまいます。

 

今はかろうじて、道を歩いている外国人観光客に道案内ができる程度です。

 

語学を学ぶ環境づくりが難しい

そんなわけで、

語学を忘れる前に検定試験を受験して

ついでに語学レベルも上げてしまおうと思ったことがあります。

 

しかし、そのためには強い意志が必要です。

 

全く語学に関係がない業界なので、

語学より先に勉強しなければならないことがたくさんあります。

 

私は就職後に簿記の勉強を始めました。

今まで語学しかやってこなかった人間が、

初めて会計の勉強をしたわけです。

 

会社では取得が推奨されている資格がいくつかあり、

受験に当たって補助がでます。

 

しかし、英語などの語学関連の資格は

その補助の対象にはなりません。

 

仕事に関係のある資格が多数ある中で、

あえて語学の資格を取ろうと思える人がいれば尊敬に値します。

 

もちろん、もう一度語学を勉強して

むずかしい試験にも挑戦してみたいという気持ちはあります。

 

が、それは何年かあとになるでしょう。

 

それでもチャンスはやってくる

語学に関係のない業界だと、

職場の仲間で語学ができる人は少ないです。

 

そこで、語学ができるということを買われて

ほかの仲間には与えられない仕事が舞い込んでくることがあります。

 

最近は外国人観光客に加えて、

日本に留学している外国人や

日本に移住している外国人が増えてきました。

 

どんな業界で仕事をしていたとしても

語学と関係を切ることはできません。

 

今の業界で頑張っていれば

いつか語学を活かせる機会がやってくるのではないかと思っています。

 

後悔していないというのはうそ?

冒頭で、私は語学に関係のない業界に就職して後悔はしていないといいました。

でもそれは、「今は」という話です。

 

社会人なりたての頃は、

なんで語学を活かした職業につかなかったのか後悔しました。

 

なぜかというと、

仕事に対してモチベーションが保てなくなったからです。

 

入ったばかりの新人は、

対してできることがありません。

 

今でこそ、少しずつ仕事を任されるようになって充実していますが、

当時は私は自分のスキルを活かせているのだろうか・・・

得意な語学を使った仕事の方がやりがいがあったのでは?

 

こう思っていたわけです。

 

でも今は違います。

語学の他にも自分のできることが増えてきてとても楽しいです。

 

語学がそばにいて当たり前だった学生時代とは打って変わり、

今では、まるで昔話をするかのように語学についての話をします。

 

語学としばらく離れてしまうことになるので

少し寂しいですが、

仕事が落ち着き、自分に余裕ができたら

学生時代に成し遂げられなかった英検準一級の受験や

TOEICの点数の向上にも挑戦していきたいと思っています。

 

語学をやっていたからといって、

必ずしも語学に関係する仕事をしなければならないというわけではありません。

 

ほかの業界に興味があるなら

是非突き進んでもらいたいです。