ドイツでクリスマスを過ごすなら是非食べたいお菓子
クリスマスシーズンになると
ドイツではクリスマスマーケットが開催され、
定番のお菓子が店先に並びます。
ドイツのクリスマスマーケットに行くのであれば、
定番のお菓子を試してみたいですよね。
今回の記事では、
ドイツのクリスマス定番のお菓子を紹介します。
- ドイツでクリスマスを過ごすなら是非食べたいお菓子
- レーズンたっぷり!シュトレン
- ジンジャーの香り!レープクーヘン
- かわいい雪玉!シュネーバル
- マジパン好きにはたまらない!ベートメンヒェン
- スパイスが効いている!ペッファークーヘン
- ドイツのクリスマスを楽しもう
レーズンたっぷり!シュトレン
シュトレンは、レーズンやナッツをふんだんに混ぜ込み、砂糖でコーティングした菓子パンです。
最近は日本でも有名で取り扱っているお店も多く、
日本にいても楽しめるドイツのお菓子です。
「シュトレン(Stollen)」とはドイツ語で「坑道」という意味だそうです。
トンネルのような形をしていることからこう名づけられたとか。
ドイツでは、クリスマス前の4週間のアドヴェント期間中に、
少しずつスライスして食べるみたいですよ。
2~3週間は日持ちするので、
ドイツで買って、お土産として持って帰ることもできそうです。
ジンジャーの香り!レープクーヘン
クリスマスマーケットを歩いていくと、
写真のようなかわいらしいお菓子をよく見かけます。
でも、かわいいからって安易に買ってしまうと、
その独特な味にびっくりしてしまいます。
これはレープクーヘン(Lebkuchen)というお菓子で、
はちみつや香辛料、オレンジ・レモンの皮やナッツ類を
贅沢に使っています。
そのため、結構独特な味で
苦手な人は一口でアウトです。
個人的にはシナモンやジンジャーに柑橘類の香りが強いと感じます。
私は結構慣れているほうですが、
そんなにたくさんは食べられません(笑)
かわいい雪玉!シュネーバル
シュネーバル(Schneeball)は、ドイツ語で「雪玉」という意味です。
ロマンチック街道でも人気の町「ローテンブルク」伝統のお菓子です。
ローテンブルクについての記事は↓
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見た目も白くて丸くてかわいいですよね。
ひも状に伸ばした生地を丸めて、油で揚げて作られていて、
サクサク感としっとり感が同時に楽しめる不思議な食感です。
砂糖をまぶしたシュネーバルが定番で、
チョコレートでコーティングされたシュネーバルや
お店によってはピスタチオをまぶしたものもあるようです。
製造店にもよりますが、
1か月以上日持ちしますので、お土産にも最適です。
シュネーバルおすすめのお店、日本で扱っているお店の紹介は↓
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マジパン好きにはたまらない!ベートメンヒェン
ベートメンヒェン(Bethmännchen)は、
丸めたマジパンにアーモンドを3枚飾り付けられたお菓子です。
フランクフルト伝統のお菓子だそうですが、
その歴史は古く、
16世紀後半にレシピが登場したそうですよ。
1838年に市議会議員のベートマン(Bethmann)さんの会食でふるまわれたことから、この名前が付いたそうです。
※ちなみに「ヒェン」とは、ドイツ語で小さくてかわいいものという意味があります。
なんでアーモンドを3枚飾り付けるのかというと、
ベートマンさんの息子さんが3人だからだという逸話があります。
スパイスが効いている!ペッファークーヘン
ペッファークーヘン(Pfefferkuchen)は、ペッパーケーキという意味です。
ドレスデン近くの町、プルスニッツ発祥で
名前の通り香辛料が使用されています。
これだけ聞くと、レープクーヘンと一緒では?と思われますが、
はちみつではなくテンサイ糖を使っていて、
素朴な味わいが特徴です。
ドイツのクリスマスを楽しもう
ドイツのクリスマスは独特の雰囲気が流れていて、
それだけで十分に楽しむことができます。
でも、より雰囲気を楽しむのであれば
クリスマスマーケットに並んでいるお菓子や
ドイツの家庭で出てくるケーキを食べるとより一層楽しめます。
私は大学の授業中に
ドイツ人の先生が作ってきてくれたシュトレンを食べたことがあります。
初めて食べたときは、独特の味にびっくりしていました。
日本で食べられるケーキとは味がだいぶ違うので、
最初は戸惑ってしまうかもしれませんが(笑)
お菓子とともにドイツのクリスマスを楽しんでくださいね。
ドイツグルメ情報は↓
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